


こんばんは。
上記は私の好きな著者である堀紘一さんの書籍ですが、さすがにハーバードの
MBA(MBA with High Distinction)も矛盾に気づかなかったのでしょうか?!
それはさておき、堀紘一さんの著書の中に以下の内容が記述してあります。
「堀紘一氏と戦略コンサルタントなるコンセプトを初めて提唱したボストン・コンサル
ティング・グループの創設者であるブルース・ヘンダーソンが散歩に出かけたときの
ことです。
ヘンダーソンが足元に茂っている雑草を指して「おまえには、どれが雑草で、どれが
松になるか分かるか」と尋ねたそうです。
堀氏が「分かりません」と答えると、「バカじゃないか。分からないのは識別能力が
足りなく、五年後の世の中のことも分かるまい」とヘンダーソンに罵倒されたそうです。
悔しくて「あなたには分かりますか」と問い返したところ、
ヘンダーソンは「もちろん分かる。よく考えてみろ。いま起きていることで、五年前には
影も形もなかったものがあるか?商品としては出回っていなくても、研究所には十年
前からあったものがほとんどだ。
ならば五年後に起こることはすべて、実はいま芽が出ていることが分かり、松の木に
なるだろう双葉の萌芽は、今見ている雑草の中に姿を現しているに違いない」と答えた
そうです。」
また、経営の神様であるP・ドラッカー博士は1960年代の日本で起きたことを見て「十
年後の日本は世界の経済大国になっている」と予想し、この予想は見事に的中し日本は
世界の経済大国の仲間入りを果たしました。
これから起きることは、現在の社会の「どこか」で既に始まっていると言うことなのです。
いま現在、九州退職金イノベーショングループとして退職金制度の改革提案に携わり、
福岡・長崎県の中小企業を訪問させていただいております。
先日、ある従業員数300人規模の会社へ訪問させていただき、社長の話を伺うと
会社の業績も良いということでした。
しかし、現在の適格退職年金は廃止するという結論でした。つまり退職金制度の廃止
を決断されたのでした。
その社長は大変勉強好きなようで、適年問題も詳しく、経済動向も非常によく勉強され
てました。
その社長が2年間考えて、考え抜いた答えが、退職金の廃止なのです。
私は労務士でありながら、反論する言葉が見つかりませんでした。
なぜならば、その社長の経済予測、そして予測にもとづく企業の成長予測と人材
戦略・・・・みごとなまでに中長期の事業計画が私の頭の中に想像できたからなの
です。
人材・組織コンサルタントのキャメル・ヤマモト氏は今から5~6年前からサラリーマン
は人材の選別がなされ、年収1000万以上稼ぐ「稼ぐ人」年収300万円以下の
「安い人」300万以上1000万未満の「余る人」に識別されると書籍で述べられて
ました。
その中で、年収500万~700万円の中所得層は、これまでもらっていた給与に
見合う働きができないと評価をされてリストラされると予測されているのです。
先のことは分からないと誰もが思ってますが、退職金廃止を通じた社長とのやりとり
で未来は既に現れたのではないかと感じた一件でした。
私は、サラリーマンにとって厳しい時代の到来の予兆を感じたのでした。
ブログに対するコメント : 投稿者 : 前田 : 2007年01月31日
こんにちは。
本日は休日出勤。明日の専門学校の試験問題を作成しなければならないため
事務所に出ています。
さて、金曜日と土曜日の2日間で大阪へ研修に行って来ました。
研修の内容は最新法令を実務に活用するための就業規則セミナーです。
参加してガッカリしたことは、福岡を含む九州地区からの参加者が0人だったことです。
社労士は、最新の情報に基づく研修にもっと積極的に参加しましょう。
社労士の研修は普通の企業の「研究開発」や「仕入れ」と同じです。社労士事務所の
職員数や事業所数や社労士法人であることばかりを宣伝するのではなく、商品の質を
上げるためにも考え方を変えましょう。
規模ばかり宣伝しても中身がなければ「近未来通信」と同じですよ。
脱線してしまいました。
講師はビジネスガイドでお馴染みの森紀男先生です。
私が森先生のセミナーに積極的に参加するのは、深みがあることです。同じ法令でも
解釈に疑問をもち行政と徹底的に掛け合い新たな付加価値を創出する力があるのです。
今回のセミナーも就業規則の入門編ではありません。
例えば、試用期間や休職期間など定型的な就業規則にある規定を徹底的に考え抜く。
そして付加価値を生み出すのです。
いままでの就業規則の常識を疑うことが大事です。
そういった意味では、非常にレベルが高いのです。
また、沢山の資料もいただき充実したセミナーでした。
セミナー終了後は京都へ足を運び、大学時代の後輩と食事会をしました。
たまたま労働基準監督官になった後輩がいたので、私たち社労士がもっと飯を食える
ように日頃の労働監督・指導を頑張れと叱咤激励して帰りました。
この2日間の研修を当事務所の顧問先に還元できるようにマニュアルを作成します。
来月からは賃金研修会です。がんばります。
以上
ブログに対するコメント : 投稿者 : 前田 : 2007年01月28日
こんにちは。
1月19日金曜日、福岡支部西支会の労務士会主催の研修にいってきました。
私は労務士会の研修は法改正以外は出席しないのですが、モチベーション
について語るということで興味がわき出席しました。
残念ながら、午前中の就業規則の納品と昼からのお客様の来所で定刻に
間に合わず全部聴けませんでした。
労務士会の無料の研修は為にならないという私自身の固定観念がありましたが、
同業の先生の話を聴いて、自分の事務所のレベルが推定されるので、それだけ
でも良かったのかもしれません。
それはさておき、研修が終われば、懇親会です。
大勢の新人が参加し、盛況な懇親会でした。
これだけ、労務士が増え新人でも食えているということは、どこかの労務士事務所
の顧客が減っているのでしょうか?
でも、これから開業する労務士を含め、安心してください。
社労士の市場規模は1500億円と言われています。社労士関与率が30%から
50%に高まれば2500億円になる推測されているのです。
と言うことは、ここ10年間は1000億円を獲得する競争状況にあるのです。
市場が拡大するなかでの競争状況だから他の業界に比べ楽かもしれません。
しかし、危惧する面もあります。
現在の全国の社労士は3万人と言われ、市場規模が最大の2500億円
に上がったとしても社労士の生存できる限界数は、5万人までと予測され、
毎年5千人弱合格者を輩出する社労士会は5年くらいで市場のMAXを迎
えます。(開業だけでなく、勤務も含みます)
独立するなら5年以内であるというのが、私の予想です。
それ以降は過当競争になると断言できます。
懇親会に社労士法人の勤務労務士が参加しており、社労士法人の勤務社員の
良さを訴えてました。
しかし、彼は、誤解してます。
私も勤務社労士の経験がありますが、人事労務を含む経営を分かったようなつもり
でも勤務の場合は安全な中でやっているから、真の理解はできません。
もっと言えば、給料をもらう立場と給料を払う立場では真の経営者の立場は理解
きません。
たぶん、彼はコツコツ働いて年収300万円くらいで、彼も満足しているようです。
私の年収は彼の3倍~4倍あり、それを自慢しているのではありません。私は、好きな
仕事だけをしてそれだけの年収があることを言いたいのです。
それともう一つの違いは、研修費の違いです。
日本の企業の社員にかける研修費は年間平均で2万円と言われます。(ちなみに
アメリカ企業は15万円だそうです)
独立して最大の違いは、自分にかける研修費の違いです。(あるいみ投資です)
私は、年間50万円程の研修費を使い、図書だけでも年間30万円使います。
特に賃金制度を含む人事労務の世界はノウハウであり、それは無料では教えてくれ
ません。
私は、東京・大阪に頻繁に研修に行ってますが、研修費にかける費用の違いが、
社労士としての実力の違いとなり、その差はどんどん広がっていきます。
私の事務所に相談に来られる新人の社労士には「賃金で勝負するな!」と言ってます。
賃金は金で買うノウハウであり、資金力のない新人は就業規則で勝負しなさいと
アドバイスしてます。
就業規則に関しては自分の努力次第で自分のオリジナルができますし、費用もあまり
かかりません。
事実、当事務所にインターンシップ生として研修に来られた、社労士さんも私が
ヒントを出し、事務所の書籍などを参考にされると、開業したてとは思えないほどの
就業規則が完成しました。
私は就業規則では40万円頂いておりますが、そのインターン生の就業規則も
同等の価値があると思いました。
あとは売り方の問題です。
長々と書きましたが、今後独立される方、又は新人社労士さんへアドバイスになれば
と願ってます。
以上
ブログに対するコメント : 投稿者 : 前田 : 2007年01月21日

こんばんは。
本日は、所長がひとり休日出勤して仕事してます。
さて、上記の本は、「ヒューマン2.0」というタイトルで、著者は渡辺千賀さんという、
シリコンバレーにてコンサル業をされている方です。
そもそも私は、新書は読まないのですが、ひょんなことからこの本を手に取ることに
なりました。
それも、年末年始にドラッカー本を2冊読破しようと決めていたのに、この本を先に
読んでしまいました。
きっかけは、私の事務所の顧問先にゴルフ場があるので、別の親しい顧問先の社長
が、大学の後輩のためにゴルフ場を紹介してほしいという話でした。
その後輩というのが、ゴルフダイジェストオンラインという会社の石坂社長だったの
です。
http://blog.golfdigest.co.jp/user/ceo/archive/40
私と違って、華麗な一族ながら、独力で会社を上場させた優秀な人です。
(私は叩き上げの社労士で、共通するのは体育会だったことだけですが・・・)
その、石坂社長のプログのトラックバックから本の著者を知ることになりました。
当時は本の出版もされておらず、中小企業を相手にしている私では理解できない
アメリカ・シリコンバレーの話でした。
http://www.chikawatanabe.com/blog/
そんな私が書店にて渡辺さんの本を見つけ、正月に読み出したのですが、これが
面白かったのです。
私の本の読み方は、2度読みしないでいいように、「社労士業務としてパクれるところ」
「斬新なアイディア」「自分が知らなかったこと」などは「本」の端を折るようにしてます。
そして読み終えて、折れたページだけを通読し、イメージとして記憶させるのです。
それが、「ヒューマン2.0」は190ページ中、18ページ折ってました。
ちなみに2006年の私が選らんだペスト経営書である「なぜあの会社は儲かる
のか?」は237ページ中、8ページでした。
詳細は著書に譲りますが、会社に依存しないシリコンバレーの働き方は、10年後
の日本の労働常識になるかもしれません。
現在、労働契約法制が国会にて審議され、ホワイトカラーエグゼンプションの残業
代ゼロ法案など審議され、抜本的に労働事情が変わろうとしてます。
とある社労士は、IC「インディペンデント・コントラクター」という概念を悪用して、外注化
して、社会保険料逃れをしております。
シリコンバレーで、ICとして働いている人たちのプロフェッショナルとしての成果の出し
方、そして成果を出すための能力要件を、いま一度確認して読んでいただきたい。
定型作業でICという働き方は不可能であることが理解できるでしょう。
そう言った意味でも社労士さんに読んでいただきたい一冊です。
ネットが無ければ出会わなかった一冊を紹介しました。
ブログに対するコメント : 投稿者 : 前田 : 2007年01月06日

明けまして、おめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。
正月は、難解な経営書を読もうと、ジュンク堂に行ってドラッカー本を2冊購入しました。
しかしながら、年末のK-1、紅白歌合戦、朝まで生テレビ(私は大学生のときから
年越しは朝まで生テレビをみて、田原総一郎の顔を見ながら新年を迎えることを続け
てます)、新年は初詣、年始のご挨拶と忙しくてドラッカリアンになりそこないました。
そこで、2006年私が読んだ本の中で、目から鱗が堕ちるような経営書を紹介します。
タイトルは、「なぜあの会社は儲かるのか?」で、著者は2人のビジネススクールの教授
です。
学者だからとバカにしてはいけません。著者が言うように、経営戦略と会計の橋渡しをした
本で、素人にも分かりやすく解説してあります。
当事務所の戦略である「ジレット・モデル(損して得とれ)」も好調なキャノンを例に挙げ
分かりやすく紹介されてます。(ちなみに私は、iモード事件からヒントを得たのですが
・・・)
それだけでなく、競争戦略のポーターをかじった方は、戦略の三つの基本(差別化、
コストリーダシップ、集中化)はご存知でしょうが、生の勝ち組企業は、「差別化+
オペレーションの効率化」がキーワードであったことは、目から鱗ではなかっただろうか?
また、昨今の流行であるマイレージ等の「ポイントサービス」も変動費と固定費の割合
によっては、得する会社、損する会社もあるとは戦略だけでは見えてこない、会計の
重要性を再認識する話だったでしょう。
まだまだ、阪急鉄道の創業者である小林一三が開発した事業モデルなど紹介したい
ことは沢山あるが、書籍に譲ることにしましょう。
なお、余談ではあるが、私は職業柄、「人はコストではなく、資本である」と考えていますが、
古い時代のアメリカ企業のB/Sには「奴隷」が家畜と一緒に載っていたとはショックでした。
以上
ブログに対するコメント : 投稿者 : 前田 : 2007年01月04日
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