
こんばんは!年末調整も残りわずかで、あと三社残すのみです。
さて、日経と朝日新聞にこんな記事がのってました。
「厚生労働省が22日発表した人口動態統計(年間推計)によると、2005年の出生数
は106万7000人と5年連続で前年を下回り、過去最低を更新した。一方で死亡数は
107万7000人に増え、差し引きで1万人の「自然減」となった。出生数が死亡数より
少ない自然減は1899年(明治32年)に統計が始まってから初めて。少子化に拍車
がかかり、日本の人口減少は政府が予測していた2007年より早まる可能性が高ま
った。」
「人口動態統計は出生・死亡・婚姻などの届け出を基に厚労省が集計する。年間推
計は日本にいる日本人を対象としており、海外に出国する日本人や日本に入国する
外国人など社会的な人口移動は反映していない。第2次大戦末期の1944年から戦
後の46年にかけては、データがないため比較の対象からはずれている。厚労省は
過去の実績から外国籍の人が日本で出産した数を6000人程度と見積もっており、
これを含めると05年は4000人の自然減だった。」
なんと予想はしていたが、人口が今年一万人減ったそうである。
また、朝日新聞(12/23)に福岡地域の人口調査の結果が載っていて、
「福岡県地域は2000年調査に比べて、3万3411人増であるという。」
「地域別の詳細は、福岡地域は、8万5845人増、北九州地域は、2万3158人減、
筑豊地域は、1万5629人減、筑後地域は、1万3647人減で、福岡市を中心とした
福岡地域の一極集中化が浮き彫りになっているという。」
実は、平成14年に社労士事務所を開業する際に、以上のような現象がおこることを
予測して福岡市内に事務所を決定した。
私は、佐賀県出身で、大学も京都で、福岡には何のコネもない。事実、最初の顧問先
は佐賀であった。
しかし、人口減少の先進国であるイタリアの例をみるとわかるのだが、国内の人口は
減少している反面、逆に大都市には人口が増加していたのだ。
われわれ、社労士の受託顧問報酬は、会社の従業員数で決まるのが普通であるから、
人口が減少している地域の会社は必然的に従業員数も少なくなり、社労士報酬も安く
なってしまう。
マーケットが縮小する地域で開業するよりも、マーケットが拡大する地域で開業した
ほうが当然楽である。
しかし、大都市で開業するということは、競合も多いので、事務所の差別化は必要だ。
当事務所のお客さんで、人口減少地域に新しい支店を開設しているところがあるが、
本当にマーケット縮小下で競争に打ち勝つような、差別化又はコストリーダーシップ
戦略があって出店を考えているだろうか?もっと前に当事務所に相談してもらいたかった
ものだ。
ブログに対するコメント : 投稿者 : 前田 : 2005年12月25日
こんばんは!今年も残りわずか。HP年内に仕上げたいと思っています。
さて、こんな残虐な事件が載ってました。
大阪市浪速区のマンションで飲食店店員上原明日香さん(27)、千妃路さん(19)
姉妹が刺殺された事件で、犯行を自供した無職山地悠紀夫容疑者(22)が姉妹
殺害の動機について「母親を殺したときの感覚が忘れられず、人の血を見たくなった」
と供述していることが19日、分かった。浪速署捜査本部は強盗殺人容疑で近く山地
容疑者を再逮捕。快楽目的で姉妹を殺害したとみて、さらに詳しい動機を追及する。
山地容疑者は2000年7月、山口市の自宅で母親=当時(50)=と口論になり、
金属バットで頭を殴って殺害。03年10月に少年院を仮退院していた。これまでの調べ
では、姉妹は11月17日未明に殺害され、ともに胸や顔に深い刺し傷があった。財布
の現金が奪われ、約1時間後に部屋のソファから出火した。
以上の快楽目的の殺人という記事を読んで、私は、自分が、過去行ってきたリストラを
連想した。
もう、7年くらい前の話であるが、マスコミを含め世はリストラまっさかりで、それは中小
零細企業も例外ではない。
リストラを推進するアウトプレースメントの会社も数多く、当然労務士事務所にもリストラ
案件が、何件もまいこみ、私は実施プランを策定した。
当時の私の目的は整理解雇ではなかった。あくまでも退職勧奨で退職願いを提出させ
ることが最終目的だった。
労働法令及び判例に則り、軽い雇用調整からはいり整理解雇の4条件に抵触しない
よう客観的事実を作っていくのだ。
最大の企業リスクであるリストラ対象者の自殺を避けながらである。
プランを策定もするが、リストラ対象者の合理的な人選まで請負うケースもあった。
大企業がおこなうようなスムーズなリストラではない。中小企業の場合は、希望退職
者など集まらないし、過大な上乗せ退職金なども支給する余裕がなく、最少のコストと
大量の血を流しながら実行する。
そして、最小のコストと法令遵守の枠内で退職願いを受け取り、私は企業側と上司から
賞賛される。
斬って、斬ってきりまくり、気づいたときは、1000人の企業が200人に、又は4月に
入社したばかりの学卒者を8月にリストラするなど、思い起こせば自分の知識と行動
に酔っていた。
そう、あのときの自分はまさしく、快楽目的と評価されても否定できない状態だった。
日経連(現在の日本経団連)の職務分析員養成コースに参加したときのことだ。
参加メンバーに中小企業のリストラ実行法を得意げに、私は説明した。
すると当時の吉田所長がポツリと「リストラに関わった人間は、会社を退社しなけ
ればならない」と話されたが、外部の私は、他人ごとだと聞き流した。
あとでわかったことだが、吉田所長も大企業に勤務時代、リストラに携わり自分も退職
されたという。
後に吉田所長が示唆されたとおりのことが起こった。
私は会社を退職しなくてよかったが、リストラを行った労務士事務所の顧問先である
会社自体が倒産してなくなったのだ。それも数社である。
「リストラ実行に手を貸した人間は、因果応報の原理で、どこかでその裁きを受けるもの
かもしれない」とそのとき悟った。
ブログに対するコメント : 投稿者 : 前田 : 2005年12月19日

以前、購入していた本で、お馴染みの船井総研の小山政彦社長の著書である。
本日は事務所が休みであったため、たいした期待もなくざっと読んでみた。
読んだ感想は、一言「面白かった」。船井総研と言えば、トップがカルトっぽいから、
大丈夫かなと思っていたが、内容はまともで、これからの発想においても参考に
なる記述が多かった。
特に、通行量の多い食品売り場のそばで宝石が売れるというナゾが身にしみた。
詳細は書籍に譲るが、立地条件がいいか悪いかは、店前通行量が多いかどうか
で決まり、それがすべてだというが、先入観は危険だという。消費者の立場から
みる「アウター視点」が大事だという。
社労士業も同様で、顧客中心主義でなければならない。
私は、大名という地区に事務所を移転したのは、単に流行で決断したのでない。
大名は赤坂の職安と長浜の社会保険事務所に近く、事実、当事務所では
2日に1回職員を行かせている。それだけ業務頻度が多いのだ。
よって、所長である私は、顧客まわりをして書類をもらいチェックするだけで、職員が
待ち時間が長くかかる役所まわりをして事務の効率化に役立てている。
これが、社労士一人で顧客まわり、書類書き、役所まわり、書類送付まで行っていたら、
どれ程時間がかかり、顧客に迷惑をかけるだろうか?
社労士も顧客中心主義であるならば、頻度の多い地区に事務所を構え、役所まわりの
職員を雇いスピード化に努めるべきだ。
そして所長は、余った時間で付加価値の高い業務に専念し、新たな価値を顧客に提供
しなければならない。
開業社労士の半数以上が、職員を雇っていない現状をみると、まだまだ社労士業界は
顧客中心主義が徹底されてない業界のように思えますが・・・
ブログに対するコメント : 投稿者 : 前田 : 2005年12月17日
こんばんは!年末調整などで12月は忙しいですね。
年末調整といっても税理士法違反はしてません!無料で、反対に顧問の税理士さんから
頼まれるのですから。
さて、今日の日経新聞に以下の記事が載ってました。
マツダは15日、職種を問わず定年退職者を再雇用する制度を2006年4月に導入すると
発表した。同月、企業に段階的な雇用延長を義務づける改正高齢者雇用安定法が施行
されるのに対応する。トヨタ自動車や新日本製鉄なども同様の制度を導入する方針を示し
ている。マツダが導入する「エキスパート・ファミリー制度」は、ほぼ全職種となる約300の
職種が対象。1991年から「シニアファミリー制度」として工場で働く技能職のみを対象に
再雇用を実施していたが、新制度では販売や開発部門など事務系、技術系に拡大する。
本人が希望する場合、健康状態や勤務実績など一定基準を満たせば基本的に再雇用に
応じる方針。マツダは年平均700人が定年退職を迎えるが、このうち400人程度の再雇用を
見込んでいる。雇用契約は1年単位で、当初は最大63歳まで、09年4月以降は65歳まで
継続可能とする。
これらの記事は、来年4月からの65歳までの雇用確保措置に関する年齢の段階駅引き
上げに対処したものだ。
ポイントは、定年そのものの延長ではなく、高年齢者が希望するときに再雇用又は勤務
延長をするという点なのだ。
更に労使協定で継続雇用を希望する者のうちから一定基準に基づき会社側が選択できる
のである。
実は、今ある会社の人事考課シートを作成しているが、このシートは単なる昇給、賞与の
ために使用されるだけでなく、全ての中小企業に応じた高年齢者雇用継続の一定基準の
判定シートになるであろう。
記事にあるようにマツダでさえも、定年延長ではなく、再雇用を採用し健康状態と勤務
実績を判断のもとにすると書いてある。
その勤務実績をはかるのが、人事考課シートなのである。
おそらく、来年あたりから小さな会社でも人事考課を行なうであろう。
その理由は、公正な評価に基づく処遇ではなく、再雇用を判定する人選のために・・・
ブログに対するコメント : 投稿者 : 前田 : 2005年12月16日

こんにちは!調査があったため、久しぶりのプログです。
30代後半にもかかわらず、22時間労働をしたため、風邪が治りません。
さて、今朝のテレビで、いつものごとく偽造設計問題が取り上げられていて、
その中に「目には目を、歯には歯を」のハムラビ法典が紹介された。
それによると「大工が建てた家が倒壊して、その住人が死んだら、建てた大工を殺す」と
ちなみに、医者が手術に失敗したら、その医者の腕を切り落とすそうです。
姉歯建築士をはじめ、偽造にかかわった面々は、ハムラビ法典が適用されていた、
バビロニア時代にはどんな処罰をうけたのでしょうね?
また、助成金の不正受給です。
建設会社「日起(にっき)建設」(愛知県愛西市)による助成金不正受給事件で、
東京地検特捜部は13日午前、詐欺容疑で同社のほか、大株主の中堅ゼネコン
「水谷建設」(三重県桑名市)や水谷功・元水谷建設会長の自宅(同市)など、
関係個所の一斉捜索に着手した。
日起建設は厚生労働省所管の独立行政法人「雇用・能力開発機構」に虚偽を
申請し、助成金約1億5000万円をだまし取った疑いが持たれており、特捜部は
押収資料を分析し、解明を進める。
他人事と思わず、我々社労士も肝に銘ずべきですね。
BC1750年頃のバビロニア時代に戻ったと思い、細心の注意をはらい仕事を
しましょう。
不正と言えば、社労士さんが独立開業する際に、失業等給付の基本手当を
不正受給しているケースをよくみかけます。、ハムラビ法典があった時代は
どんな処罰をうけたのでしょうか?
以上、辛口コメントでした
ブログに対するコメント : 投稿者 : 前田 : 2005年12月13日
こんばんは!今給与計算が終わり、クライアントに確認のメールを送ったので、
返事を待つ間ブログ書いてます。
給与計算も残業等の変動データをメールでもらい、当事務所で入力後、確認のメールを
送ることにより、ずいぶん楽になりましたね。
お互いが同じ給与ソフトを使用している場合など、そのまま相手先で帳票に出力して
もらってます。
私は行く必要も、郵送する必要もなく、お客様にとっても安く給与計算を依頼できる
のです。
以前は、FAXのやりとりで面倒ばかり!インターネットの普及は、事務の効率化におおいに
役立ってます。
そんな、作業の合間に日経新聞を読み、「空手でストレス一撃}という見出しを見つけた。
記事によると、極真空手の国際空手道連盟極真会館が護身術として女性にカラテを指導し、
極真の呼吸法(一撃ヒーリング)を学び、練習後には、エステ、アロマ、ゲルマニウム温泉
まで楽しめるという。
ストレス解消を求める仕事帰りのOLでにぎわっているそうだ。
そんなバカな!
私は、大学時代、法律と極真空手に燃え、両方ともストレスに感じていたのだ。
私は、極真空手の黒帯までとったが、それは厳しい毎日だった。肉体的にも精神的にも
辛く、怒られてばっかりの毎日だった。
その証拠に、上記の写真のように、稽古中に黒帯の先輩に上段蹴りをくらい、私の鼻は
曲がったままなのである。
とにかくきつかった。
しかしながら、その当時の辛さがあるから、今現在の仕事のきつさに耐えられるのである。
反対に、仕事の方が、あの稽古にくらべたら楽である。
その意味では、極真空手はいい経験だったし、自信にもつながった。
時代は変わったようだが、今の私は、仕事でストレス一撃に近づきつつある。
ブログに対するコメント : 投稿者 : 前田 : 2005年12月06日
こんばんは!昨日、実家へ帰った際に、59歳の母が私に対して「年金は、あんたに
相談しても不安やけん、年金無料相談会にいくもんね」と得意げに話してました。
実は、年金無料相談会は、雇われた社労士が相談を受けているもので、社会保険事務所の
年金相談室に比べれば、不正確な情報しか得られないのにと、私は、内心笑ってました。
私は、「鬼息子!」なのです。
話は変わりますが、小泉首相が人生いろいろ発言したかと思えば、建築士もいろいろ
いることが判明しました。
先日、当事務所に人事賃金コンサルティングの業務提携の話しを、ある社労士の先生が
もってこられました。
業務提携自体は、珍しいことではありませんが、その社労士の先生は、通常の1・2号業務
でさえも、下請けの社労士に外注に出し、半分のフィーをとられているそうです。
そういえば、あの姉歯設計士もどこかの設計事務所の下請けをしてましたね。
社労士も増えすぎて、下請け、孫請けがでてくる時代になったのでしょう。社労士も
いろいろな時代になったのです。
どちらのやり方が正しいのかわかりませんが、私は、職員を抱えること自体が社労士
としての労務管理の修行であり、実践勉強の場であると苦難を喜んで受け入れてます。
そうでないと、教科書どおりの労務管理をしゃべるにすぎず、同じ悩みをもつ経営者の
心に響く労務管理は話せないと確信してます。
勤務社労士時代から私を知っている社長は、会うたびに「前田さんは、開業されてから
顔つきが変わったね」と言われます。
そのとおり、私は、伊達に資金繰りで苦労してませんから!その社長の言葉を聞くと、
自分も成長したなぁと嬉しくなります。
下記書籍は、社労士受験生向けのテキストですが、年金のことがわかりやすく
書いてあるため、私は今でも読み返してます。

ブログに対するコメント : 投稿者 : 前田 : 2005年12月05日

こんばんは。仕事がハードスケジュールだったため、風邪ひいてサボってました。
昨日も原鶴温泉で会議があったのですが、仕事のため日帰りで温泉にも入ることが
できませんでした。
さて、ある社長から、社員を辞めさせたいと相談がありました。
その社員は入社したてで、外勤をさせればさせるほど、トラブルを引き起こし、
会社の信用と売上にも影響をあたえかねないということだった。
私は過去の経験から即日解雇だけは避け、労使トラブルにならないようにと、
社長とその社員、そして私の3人で今後の話し合いの場を設けた。
その面談の前に、私が社労士に成り立ての際に読んだ、弁護士の高井伸夫先生の
「上手に人を辞めさせたい」という本を再度読んだ。
その著書の中には、辞めさせようとした場合の反応が、3つのタイプに分かれるという。
よって3つのタイプに応じたプロセス対応が必要だと説く。
「激昂型」・・・解雇されるのはお前の責任なんだとじわじわと悟らせ、口調もプロセスも
冷静に冷静にが原則です。
「泣きすがり型」・・・自分の非を認めたうえで、すがりついて雇用関係の維持を求めて
くるタイプで、金銭的な好条件を提示して解消していくことが原則です。
「馬耳東風型」・・・退職勧告に応じる必要はないと妙な安心感や自信をもっている
のんきなタイプで、損得勘定を説明しても意味を理解しないという、やっかい型です。
三者面談の席では、顧客からのクレームが自分の責任であることが理解できない
タイプで、まさしく「馬耳東風型」であった。
顧客からのクレームで外勤には出せないので、内勤の単純作業業務しか
させることができず、給与も落ちるから、自分を活かせる転職も考えてはどうかと
申し入れても、意味を理解しない。
逆に、なぜ、自分が責められるのか?迷惑であると感じているのだ。
その日の夜、社長に一本の電話がかかった。その社員からだ。
社員曰く、会社に迷惑をかけたので、内勤業務を一生懸命やりますと!
社長も私も唖然とした。まさしく「馬耳東風型」!
後で、彼の適性検査の結果を調べなおしたら、「ストレス耐性」が本人の一番の持ち味だと
でてた。
なんと、悪い方にストレスに対する強さがでたのだった。
みなさん!一度、上記の高井弁護士の書物を読んでください。参考になりますよ。
ブログに対するコメント : 投稿者 : 前田 : 2005年12月03日
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